A Story

古民家再生

昔から受け継がれている歴史や伝統、文化はそのままに現代~未来で空間を使う人にとって心地が良く、
受け継いでいただけるよう空間をデザインします。

古民家再生とは

古い建物はその町の風土とか生業が
凝縮された総合芸術品として唯一無二のものです

古民家再生とは元来日本人が持っている
日本の風土に合った暮らしの感性を守りつつ
現代の便利な暮らしを適度に付加して
その総合芸術品を磨くこと

何世代も住み継がれて来た
その様な住まいを住み継ぐことは
現代社会において大きな意義がある事は勿論
ご家族の記憶を継承し家と
ご家族を大切に思う意識に
大きく影響する事と考えます

その様な意味に置いても
古民家を住み継ぐ価値は
大きいと言えるのではないでしょうか

A Storyはご家族のSTORYを重ねるため
本物のデザインをご提案させて頂きます

弊社の強み

リビング

使わない和室から
楽しいリビングへ

多くの場合民家は、南側に応接のための和室が並びその隣に土間がある構成が基本となった間取りとなっています。土間部分はその一部が応接室、子供室などに改修されている場合が多くなっています。南側和室は殆ど使われず空部屋状態となっているパターンが多いと言えます。

リノベーションする場合は、思い切ってその空部屋になっている和室をリビング、ダイニングなどにすると、明るく広々した快適空間ができます。

又その屋根裏には立派な松丸太が入っている場合が多く、天井を剥がして露出させることにより豪快な空間になります。露出した梁を、美しい黒光りした半ツヤの状態にしたげるのには、それなりのノウハウが必要です。

柱と梁

先代から使用している
貴重な柱と梁を活かす

築50年を超える古民家の構造体には、今となっては貴重な木材が使われていることが多いです。 先代の大工さんが素材を選りすぐり、住まう人もその沢山の木材と共に長年生活をしてきました。

時が経ち現代の住宅建築ではコストカットの為、「集成材」と言われる合成材が梁や柱にも使われるようになりました。
しかし日本古来の本物の無垢の木は、時が経つほど出てくる良さ・味わいがあります。

ASTORYはこれらの梁や柱を古民家ならではの特徴と捉え、できる限り後世に残したいと考え、これらを活かせるようなプラン提案を心がけています。

土 間

作業場所から
くつろぎの空間へ

民家の土間は当時、農家の室内の農作業場、炊事場、家畜の餌準備など多岐にわたる利用がされていました。時代にもよりますが、土間で家事などをしている時間の方が多い時期もありました。

その時代では非常に利用頻度が高い空間で無くてはならない空間でした。又土間のひんやりとした蓄冷作用は、夏の心地よい涼しさを感じる事がでしました。現代ではその用途上時代と共に、少しずつ使う広さが狭くなり、くつろぎの空間として、又は土間玄関などとして、またちょっとした応接空間などに利用するなど、楽しい空間に利用が出来ます。土間上部の屋根の骨組みは立派な丸太で組まれている事が殆どの為、リノベーションの際の楽しみな空間の1つです。

建 具

もう手に入らない
味わいある建具を活かす

民家の建具の特徴は当たり前ですが「本物の木で出来ている」事です。それも良質の木でできています。日本の建具の大きな特徴である「引き違い戸」は構造上僅かでも剃ったりすると、戸同士が擦れたり又は隙間が大きくなったりと支障がある為、剃りなどの出にくい良質の木材が使われています。

又多くの場合「紙と木」だけでデザインされているので、その使われている場所により様々な工夫、デザインがされています。比較的近代の民家はガラスも使用されていますが、その場合でもレトロ感のある今では製造されていない様なガラスが殆どです。更に板戸には大きな一枚板、又は二枚継の板が使われている事も多く想像するに直径1〜2mの丸太から取られた板材が使用されていると考えられます。現代ではその様な良質で太い丸太を一般住宅の建具に使用することは、出来ない考えられます。

キッチン

暗い炊事場から
明るいキッチンへ

民家のいわゆる炊事場は土間の北側の隅に有りました。農作業をしながら、ご飯を炊いたりする為です。又カマドで薪を燃やすので煙が家中に回り辛くする為、家の隅の方に更に天井が張られてなく煙が屋根裏の萱をいぶす役目も担っていました。住まいはその時代時代で生活のパターンがはっきりと繁栄されているのがわかります。

現代の住まいでは、台所周りは家の司令塔と言われるほど重要なスペースとなっており、その位置決め次第で住まいの機能的満足度が大きく違ってきます。又近年 共働きが当たり前になり、洗面所洗濯、浴 室などとの機能的関係性を重視しなくてはなりません。民家の柱、太い梁などを動かすことなく、更にはデザインに活して全体を満足させていく必要があります。

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