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家全体を床暖房にするデメリットとは

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冬場の生活をクリーンで快適にしてくれる床暖房ですが、家全体を暖めるにはいくつかのデメリットもないわけではありません。

一番気をつけなければならないのは、空気が乾燥しやすいことかもしれません。

家の中全体の空気の乾燥が進むと、冬場外に干せない洗濯物がさっさと乾くのでありがたい面もありますが、適度な湿度がないと喉や鼻の粘膜や乾燥にやられて、インフルエンザなどの風邪にかかりやすくなってしまうことも考えられます。

また、暖かい家であるがために、買い置きしている柑橘類などが非常にカビやすい環境でもあり、樽で作る漬物を家の中に保管・保存することも出来ない状態になってしまいます。

更には、床暖房はその器具の性質上、温度設定が難しいというデメリットを持っています。

それは、寒くなったらスイッチひとつで部屋の中を温め始めるエアコンなどの暖房器具の性質とは、まったく異なるものです。

床暖房は、それが温まって部屋の中を快適にしてくれるにも時間がかかりますし、丁度良い温度に調節することも難しい性質を持った暖房器具なのです。

 

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