古民家リノベーションのデメリット

前回、古民家リノベーションのメリットについてお話しましたが、ここで注意していただきたい点がいくつかあります。

今回は、古民家リノベーションのデメリットについてです。

1つ目は、断熱性です。
昔は冷房装置がなかったため、家全体の風通しを良くして夏の快適さを重視していました。
そのため熱を外に逃がさない断熱性が低いのです。
冬も快適に暮らすためには、冬場の暖房コストが余計にかかってしまう可能性があります。

2つ目は耐震性です。
耐震基準がまだなかったころに建てられた家は、現在の耐震性を満たしていないことが考えられます。
そのような場合は耐震補強をする必要があります。

3つ目は費用です。
今ある木材を洗ってから使ったり、廃材を処分したり、断熱性や耐震性を高めたりするのにコストがかかります。
工事が始まってから予期せぬ費用がかかってしまうことも考えるため、古民家選びの時点でどのような補強が必要なのかをあらかじめ聞いておくと良いです。

古民家リノベーションをする前にこのような注意点があるということを理解しておきましょう。

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