「2階にリビング」っていいの?
家の設計は、その家が建っている敷地のロケーションとか周辺環境にもよりますので、リビングは絶対1階でなければならないということはありません。
早い話が、2階の方がメインの通路へのアクセスが良いということであれば、玄関も応接も2階につくるのが普通ということになるでしょう。
そうでない場合であっても、リビングは1階でなくてもいいはずです。
第一、一日中過ごす場所としては明るくなり、開放感がある2階の方がいいということも言えますし、プライバシーの確保もしやすいということもあります。
逆に言うと、1階がロケーション次第では防犯面は少し不安に感じることも出てくるのでしょうが、それはそれで対策を講じれば済む話です。
家の設計では、住む人が日常どう動くかという動線と使い勝手や住み心地を第一に考えることと、どのようなレイアウトにしても一長一短は避けられない点があることは確かなので、それを承知した上で、どうカバーするかということが大事なことなのです。
そのためには、家族の皆さんが時間が許す限り、みんなで話し合うことと、それを踏まえた上で専門業者に相談することが何よりも大切なことなのです。
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